ホシノシンイチの「趣味趣味音楽」

the rolling stones "exile on main street"

よくある質問。

「ローリング・ストーンズ史上、最高傑作アルバムは!?」

「やっぱ、ミック・テイラー在籍時でしょ!」という声が、やはり多いと思います。で、その中でも傑作中の傑作「メインストリートのならず者」。彼らにとって初の2枚組のスタジオアルバム。前作『スティッキー・フィンガーズ』に引き続き、英・米ともに1位を獲得した大ヒット作品。あまりにもラフなロックン・ロール・サウンドに、発表当時は、批判も多かったらしいです。今では、ストーンズの絶頂期を象徴する一作品として、認知されるようになりました。ミック・ジャガーは本作の内容について「音楽的には様々な要素が入ってる。ポップスの要素以外はね。カントリーにブルース、ハードロックからカバーまで、本当に音楽の展覧会って感じだよ」と説明しています。

アルバムからは「ダイスをころがせ」や、キース・リチャーズの代表曲の一つになった「ハッピー」がシングル・カットされた。ラフでルーズなロックン・ロールがさく裂する、ロック史上に残る作品です!


Carol King(1971) / Tapestry

発売日:1971年2月10日邦題「つづれおり」シンガーソングライターキャロル・キングの2枚目のソロ・アルバム。プロデュースは、ルー・アドラー。

「曲よし、歌よし、演奏よし」。三拍子揃った素晴らしい内容

米ビルボードチャート15週連続1位。4つのグラミー賞最優秀アルバム賞、最優秀女性ポップ・ヴォーカル、最優秀レコード賞「イッツ・トゥー・レイト」、最優秀楽曲賞「君の友だち」)も獲得。

 


Niagara Moon(1975)/大瀧詠一

大滝詠一(1948~2013)。1969年、細野晴臣b、松本隆d、鈴木茂gとともに、初の日本語ロックと言われるバンド「はっぴいえんど」を結成。1972年のバンド解散後、ソロ活動を開始。CMソングの制作、楽曲提供、プロデュース、エンジニアとして活動。

「Niagara Moon」では、いぶし銀のテクニックが展開されているが、参加している鈴木茂、細野晴臣、林立夫らは、当時まだ20代後半?

当時、デビュー前の山下達郎らとともにニューオリンズサウンドを研究していたらしく、アルバム全体からそれが伝わってくる。